
今回は、リサイクルについて生産管理を担当しているスタッフにインタビューしました。
お楽しみいただけることを願っています。

私は生産管理部門を担当しています。
当社はプロモーションを行っています SDGの取り組み 会社全体で。
風呂敷生地を取り扱う生産管理で推進している取り組みをご紹介いたします。
製造過程で必然的に発生する布の端切れをリサイクルしたいと考えています
布の端の切れ端—以下「端切れ」と呼びます—は、染色や縫製の過程で必然的に発生します。
端の切れ端は、端がそのまま使用されるため絹やレーヨンからは生産されませんが、綿やポリエステルの場合はカットする必要があります。
それまでは焼却処分していましたが、昨年からは何らかの方法でリサイクルできないかと考え、状況の改善に取り組んでいます。
私たちは、布の切れ端を受け入れてくれるリサイクル会社を探し、そのリサイクル方法と費用を調べました。
綿を「補強材」へ
私たちはミシン工場に綿の処分を依頼してきましたが、2022年2月からは、SDGsの取り組みを推進している大阪の化学製品産業が引き継いでいます。
細かく砕いた綿をプラスチックに混ぜると強度が増すと言われており、当社の綿は「補強材」としてリサイクルされています。
ポリエステルを「リサイクル燃料」へ
ポリエステルはこれまで産業廃棄物業者に持ち込まれて焼却処理され、焼却灰は埋立処分に使用されていましたが、2022年3月から新しい制度により「再生燃料」としてリサイクルが可能になりました。


当社が使用しているポリエステル生地は100%ポリエステルであるため、「リサイクル燃料」として処理できる会社を探していました。
RPF燃料としてのリサイクルに取り組んでいる企業はありますが、取り扱い、発生する材料の量や形状などリサイクル工程の問題から、最初は私たちが求める条件にぴったり合う企業を見つけるのが難しかったです。
そのような状況の中、ダイエイグループの一員である三重中央開発は、「RPFのリサイクル燃料」としての素材使用の要望に快く応じてくれました。
会社に廃棄物の回収を依頼することで、廃棄物輸送に使用される車両の燃料消費を削減し、環境保護への取り組みにも貢献しています。
製造工程で発生する廃棄物をできるだけ「効果的に」リサイクルするための取り組みを今後も続けてまいります。